レーザー溶接による精密溶接・微細溶接のパイオニア -クオリス-

クオリスが使用する「YAGレーザー溶接機」は、薄い・小さい部材の溶接に適しています。

クオリスなら、わずか0.02mmの部材でも溶接が可能です

レーザー溶接の技術者に求められるのは手先の器用さや機械操作の習熟度だけではありません。

レーザーの出力、当てる時間、溶接棒に使う金属…無数にある組み合わせの中から溶接に最適な条件をさがしだす工程にこそ技術の極意があります。

微妙な数値の違いで溶接の強度に大きな差が出ることも少なくありません。
豊富な経験と知識がなければ、精密溶接に最適な条件を導き出すことはできません。

金型などの摺動面の摩耗や破損もレーザー溶接で補修できます。
肉盛溶接による金型改造についても承っております。

摩耗による微細な破損から、大がかりな金型の改造まで

他の溶接方法では対応がむずかしい狭い場所や微細なエッジの補修などは、レーザー溶接が得意とするところです。

また、肉盛溶接による形状追加や、穴埋め・溝埋めなども可能です。
溶接個所の仕上がりも小さく、後工程の時間もコストも削減できます。

熱影響がほとんどないので、これまで不可能とされていた補修や、溶接後の金型の再補修も可能です。

溶接の強度の点では同じ金属で行うのが望ましいのですが、様々な事情で異種金属の溶接が必要になるケースがあります。

クオリスでは一般的に難しいとされるアルミと異種金属をはじめ、銅・チタン・マグネシウム…どのような金属の組み合わせでも対応いたします。

実績のない金属・組み合わせについては、サンプルを作成して溶接強度のテストを行い、データに基づいた製品化をご提案いたします。

医療用・研究用…あらゆる特殊溶接もお任せください。

クオリスはこれまで、さまざまな用途で使われる特殊金属を加工してきました。

大型旅客機・軍用ヘリコプターなどの航空部品や、鉄道部品。
大学や大手企業の研究開発用の試作品。
金銀パラジウム合金・コバルトクロム合金・チタンなど医療用金属材料にも精通しています。